• "地震防災対策強化地域"(/)
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  1. 鈴鹿市議会 2012-09-01
    平成24年9月定例会請願文書表第6号


    取得元: 鈴鹿市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    平成24年9月定例会請願文書表第6号 番     号 請願第6号 件     名 防災対策見直しをはじめとした総合的な学校安全対策充実を求める請願書 請  願  者 鈴鹿市神戸一丁目17番5号 鈴鹿PTA連合会会長 名和 利昌  外2名 委 員 会 名 文教環境 受 理 年 月 日 平成24年8月28日 紹 介 議 員  板倉 操・市川 哲夫 <請願趣旨>  子どもたちの安全・安心確保するため,巨大地震等災害を想定した防災対策見直しをはじめ,総合的な学校安全対策をおこなうよう決議いただき,国の関係機関意見書を提出いただくようお願い申し上げます。 <請願理由>  三重県は県内全域が「東南海南海地震防災対策推進地域」に指定され,県内10市町が「東海地震に係る地震防災対策強化地域に指定されています。東海地震東南海南海地震が今後30年以内に発生する確率は60〜87%であり,これらが連動して発生する可能性も指摘されています。  このようななか,三重県では学校耐震化が着実にすすめられており,2012年4月現在の耐震化率は小中学校が96.8%,高校は98.7%,特別支援学校は100%となっています。また,学校防災機能を強化するために,防災用毛布等の備蓄や防災機器整備等がすすめられています。文部科学省が2012年4月に策定した「学校安全の推進に関する計画」では,今後5年間にとりくむ具体的施策として,「安全教育充実」「学校の施設及び設備の整備充実」「地域社会家庭との連携を図った学校安全の推進」等が盛りこまれています。  一方で,南海トラフで発生する巨大地震で想定される最大の震度分布津波高は,これまでの想定をはるかに上まわるものであることが,内閣府の有識者検討会であきらかとなっています。  学校は,子どもたちをはじめ多くの地域住民が活動する場であり,地域の拠点です。災害時には避難場所となる等,重要な役割を担っています。その安全確保は極めて重要であり,早急に耐震化率が100%となるよう求めていく必要があります。また,学校家庭地域が連携して災害から子どもを守る必要があり,巨大地震等災害を想定した防災対策見直し充実が急務です。  また,交通事故不審者による声かけやつきまとい等,子どもたち被害者となる事故や事件があとをたちません。三重県は「防犯教育実践事業」を実施し,子ども防犯意識危険予測回避能力を高めるための実践的な防犯教育とりくみをすすめていますが,子どもたちの安全・安心確保にむけ,学校内外子どもの命や安全をどう守るか,総合的な学校安全対策充実させなければなりません。  以上のような理由から,巨大地震等災害を想定した防災対策見直しをはじめ,総合的な学校安全対策充実をすすめることを強く切望するものです。...